名古屋に暮らしていた頃に好きだったケーキ。
いくら懐かしめど、ここ新潟県では売っていないので、遥か彼方の記憶を頼りに作ってみました。
このケーキは、四角いふわふわなスポンジでふんわり甘い軽やかなホイップクリームを包んだシンプルなケーキです。
このケーキが愛知県のご当地ケーキだったとは。。さらにお店ごとに違う名前がつけられているということに気づいたのは最近のことです。
※詳しく知りたい方は→こちら
そうだったか。そうだったんだ。
思うほどに懐かしさというのは募るものですね。
このケーキを最後に食べた時期の記憶は曖昧ですが、口にいれるとふわっと消えてしまう口どけの良いさ、質の良さ、クラシカルな上品さ、そんな印象だけは記憶がしっかりと残っています。
よし、再現してみよう！と思ったものの、焼き上げたスポンジが記憶のケーキのスポンジじゃないような気がして、製法を変えてみたり、配合を変えてみたり・・・。
「シンプルなものほど難しい。」ということを改めて思い知らされました。
そして、ごく最近わたしが初めてこのケーキを食べたお店は近々閉店がきまっているということが判明。
さぁっと、懐かしのケーキが切なさに包まれました。。
あの味、もう一度たべにいきたかったなぁ。
