叔母が持ってきてくれた芋茎(ずいき)を甘酢漬けにしました。
このスモーキーなピンク色がとても好きです。
芋茎(ずいき)とはヤツガシラ(里芋の一種)の葉柄部分のこと。
ここ新潟県に来るまでは新鮮フレッシュな芋茎は見たことがありませんでした。なので初めて叔母が芋茎を持ってきてくれた時も、ルバーブだと言って聞かなかったほどです。
が、採れたての芋茎は実際に手にしてみると、シャキッとしたルバーブとは全然違っていて、クタッとしたような少し頼りがない感じのものでした。
さて、この生の芋茎の食べ方はというと、炒め物、煮物にもされますが甘酢漬けが一番身近な一品かと思います。酢で和えると、芋茎は自然にピンク色に変色していきます。ちょうどミョウガのピクルスもこんな色になりますよね。こんな感じの色味がとても好きです。甘酢漬けの芋茎はシャキシャキとしながらもとろみのあるような…ちょっと クセになるような食感が特徴です。
味には強い個性はないのですが、元々の生の芋茎にはアクがあります。それに強い人はアク抜きも省いたりするようですが、私はアクに弱いのでアクも抜きますし、下ゆでもします。
うちの甘酢漬けの作り方を載せますので、もしもの時にご参考にしてください。
■ずいきの甘酢漬けの作り方
- ずいきは皮をむき(フキの要領で)、4~5cm幅に切って30分ほど水にさらす
- 大きめのボウルに酢大さじ5、砂糖大さじ4~5、塩少々を合わせておく
- 1 の水けをきり、熱湯で竹串をさしてみてスッと通るまで(2分くらい)ゆでてザルにあげて熱々のうちに2に漬ける
※茹で過ぎるととろけてしまうので茹で加減に注意
※熱々のうちに甘酢に漬けるのがポイント
※甘酢の砂糖の種類や量は好みで調整する
※1時間ほどで馴染みますが1晩置くとよい