新潟生活

大阪生まれ 名古屋育ち 東京暮らしを経て 料理をしながら新潟で生活しています

レーズン(干しぶどう)の使い方

 

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ぶどうパン

最近はいろいろなドライフルーツを見かけるようになりましたが、定番というとレーズン(干しぶどう)でしょうか。

我が家ではキャロットラペなどサラダのドレッシングのアクセントに使ったりもしますが、やっぱりパンやお菓子作りの材料として使うことが多いです。

 

なので、

選ぶときはオイルコーティングなし(植物油不使用)のものをというのが第一条件です。表面に油がついていると生地との馴染みも良くないですし、何より不必要なものですので無添加というのでしょうか、そのままのものを選んでいます。

品種でいうと、トルコ産のサルタナレーズン(ゴールデンレーズン)が好きです。

このレーズンは果皮もやわらかく、一般的なカリフォルニアレーズンよりもやさしい味わいなので、レーズンの甘さが重いとかちょっときつく感じるかたに特におすすめです。

また、製菓用としてではないのですが枝付き干しぶどうもよく買います。ナッツやチーズなどのオードブルに添えたり、ケーキにあしらったりしても素敵ですよね。

 

そして、

使う時には小鍋に入れて少量のリキュールや洋酒をふりかけてから少し火にかけて蒸らしてふっくらさせています。

お酒の量はレーズン全体が湿って鍋底に少し残る程度の少量でOK。沸騰したら蓋をして火を止めて数分置いておきます。蓋を開けてもしも水分が残っているようだったら、一瞬強火にかけて水分をとばすか、紙タオルにとって拭いて使います。

以前はしっかり洋酒漬けにしておいたものを使ったりしましたが、

最近は、例えばスコーンに入れるときはラム、ぶどうパンに入れるときはキルシュ など、仕上がりを想像してやさしい香りを添えるのが気に入っています。

 

よろしければレーズンをつかったお菓子を作る際、試してみてください。

一手間ですが、ふっくらしたレーズンが生地になじんでおいしいです。