小さな小さな1本の金柑の木がたくさん実をつけ、
その実はこんなにも黄色く色づきました。
金柑はいつも種を取らずに丸ごとシロップ煮にしていました。
酢を加えて煮るというもので、ねかせておくと種まで柔らかくなって丸ごと食べられるというレシピだったのですが、
「いくらやわらかくてもやっぱり種無しが良いなぁ」と言われるように。なら食べないでよし!と思っていたものの、実は自分でも最近は「ちょっと(種が)邪魔だなぁ」とと思うようになっていました。
そこで、今回は多仁亜さんから教えてもらった方法で種を取り除いてみることに。
金柑に縦に5本ほど切り込みをいれて、熱湯で金柑が少し柔らかくなるまで煮てから上下を潰すようにして種を取り出します。
こんなに小さな金柑とはいえ、1粒に7つくらいの種があるものだから結構な手間です。それでもこんな地道な作業は嫌いではないので良い気分転換になったし、もしもお菓子教室とかでみんなでやったら楽しんだろうなぁ。とも。
そんなこんなで全部の種を取り出したら、シロップ漬けにしました。そのまま保存ビンにいれて金柑のシロップ煮として保存したり、
少し煮詰めて網の上で乾燥させて、
乾ききらないうちに砂糖をまぶして、
金柑ピールにしたり。
初めてだったのでなかなか個性あるかたちになったものの、どちらも可愛らしい仕上がりになりました。
来年もたくさん実ってくれるといいなぁ。