今か今かと飛び出しそうな叔父の庭木の栗。
若い緑色が赤い茶色に染まり行くイガの色が芸術的な美しさ。
叔父の庭は本当にたのさんの果樹があって季節感満点です。
栗と同時に色付き始めるのがナツメ。
ナツメの実の爽やかなりんごのような素朴な味がとても好きで、
ちいさな頃はよく叩き落としてもらってたのしんでいました。
そのあとに続いて色づき始めるのがリンゴの実。
お店に並ぶように美しく満遍なく真っ赤には染まらないものの、
カリッとさっぱりした昔から変わらない味のするリンゴです。
収穫作業は叔父叔母や従姉妹たちの仕事で、
わたしの仕事はキズりんごや打ち身のりんごをジャムにすること。
実りの秋は豊かでやりたいことだらけで秋の夜長どころかばたんきゅーです。