ドイツ風りんごとアーモンドのケーキ。
りんご丸ごと2個を焼き込んだケーキはボリュームたっぷりだけど、いくらでも食べられる贅沢なおいしさです。
こちら新潟(だけではないかもしれませんが)では柿の木を持っている人が多くいます。そしてほぼ同時期に収穫するので、季節にもなると「柿ある?いる?」が枕詞のように使われます。豊かだなぁ。いいなぁ。耳にするたびにほのぼのします。
柿には「渋柿(焼酎などで渋抜きして食べる柿/さわし柿)」と「甘柿」とがありますよね。どちらも甘いには変わりないのですが、甘柿はカリッとした歯応えがあり、さわし柿はとろけるような滑らかさがあ流ので甘さの感じ方は大きく違いますよね。
※ちなみに私は甘柿派なのですが、みなさんはいかがでしょう??
それはさて、新潟の庭や畑などに柿の木があるように、ドイツにあるのがりんごの木。しかも日本の「ふじ」のように甘くて大きなりんごではなく、そのほとんどが「紅玉」のような小ぶりで酸っぱいりんごだそうです。
なので収穫したりんごは生食というより加工用となって、秋冬の定番の家庭のお菓子もりんごになります。ドイツにはりんごを使ったお菓子がたくさんありますが、どれも優しい美味しさで、ボリュームたっぷり!それでもいくらでも食べられそうな軽やかさもあって。季節の家庭のお菓子っていいなぁとしみじみ思います。
おそらく今年最後のレッスン、12月に雑貨/スタジオRoom様で行うワークショップ「郷土菓子と楽しむお茶の時間vol.2」 で、こちらのりんごとアーモンドのケーキと同じくドイツのDallmayr社のフルーツティーをお召し上がりいただきます。時間が許されれば、ドイツのりんごの食べ方、保存食のお話もできたらいいなぁと思っています。ぜひ会いに来て下さい。
※お問い合わせ、お申し込みはRoom様までよろしくお願い致します(郷土菓子と楽しむお茶の時間vol.1は〆切り)