今回のいり鷄には車麩をいれてみました。
(写真を撮り忘れ…これは車麩入りの煮しめ)
車麩はたっぷりの煮汁のなかでゆるゆると煮るイメージがありました。
なので、いり鷄のような比較的濃い味付けの煮詰めるような煮物に入れるのちょっと違うかな…と思っていましたが、実際にやってみるとおいしい。。
何というのでしょう。たらたらしてなくてショキッとしていて程々にコシがあるというのかな(地元の方ならわかるかもしれませんが端麩の煮物のような感じ)。そして、鷄の旨味をめいっぱいもらった車麩はむしろ鶏よりも人気という、鷄が憤慨しそうな本末転倒のいり鷄でした。
車麩は新潟以外にもありますが、新潟の車麩はこれでもかというくらい焼き締められています。なのでちょっとやそっとの煮方では煮崩れることはありません。こんなコシのある煮ものができるのは新潟の車麩の個性なのかな??