畑のトマトが熟れ始めました。
色づき始めると鳥に先採りされるものもありますが、無事に完熟収穫できるものもあります。
トマトが次々に熟れ出すと、サラダだけでは消費が追いつかなくなるので、まとめて煮てトマトソースにしたりラタトゥイユにしたりもしますが、手軽にこんな風に完熟トマトをスープにするのも気に入っています。
スープといっていますが、実はこれ当初はゴーヤチャンプルのような炒め物でした。
でもトマトはゴーヤと違って水分が多いのですぐ水分が出てきてしまって、食べる時間に合わせて作ってすぐ食べるみたいなせわしなさがありました。
ならばいっそ「スープ風にしてしまおう!」と開き直って作ってみたら、意外にも好評だったという一品。
これは慌てることなくゆったりできて栄養バランスも良いので気に入っています。
作り方は、ゴーヤチャンプルにほぼ同じ。ポイントは、完熟した果汁の多いトマトをまるごとたっぷり使うこと。たくさん出てくる煮汁を少し濃厚になるまで煮詰め仕立てることでしょうか。
ざっくりした作り方、よろしければ。
水切りした豆腐1丁(市販の焼き豆腐や厚揚げでも)を油で両面こんがり焼いて一旦とりだす→油を足して肉を炒める→肉の色が変わったらみじん切りにした生姜とにんにくを入れて醤油大さじ2~3(と砂糖ひとつまみ)を加えてさっと炒め混ぜる→ざく切りしたトマト大2〜3個と焼いた豆腐を戻し入れて煮ていると勝手に水分がでてくるので強めの中火で煮汁をぐつぐつ煮詰める→トマトの角が煮崩れ煮汁が煮詰まってきたら味をみて薄ければ醤油を足し、塩胡椒で整える→器に盛り付けて小口切りにしたネギを散らす
※肉はコクだしのため脇役的に入れています。今回は豚肉を入れていますがお好みのものでどうぞ。入れたくない場合、トマトが水っぽい場合はぐつぐつ煮ている時に固形ブイヨンを1個入れることもあります。その場合は塩分が強くなるので控えめに。