叔母の畑で採ったふき。
採れたてのふきは高くかざすと葉が広がって、その葉脈が透けて見えます。
産毛をまとった茎も透明感があって、水分たっぷりな感じわかりますか?
エコバックから細長いふきをゆらゆらさせながら帰宅する。。。
かつて都会で一人暮らしをしていた頃、ふきがとても好きでしょっちゅう買って帰っていました。
ふきは下ごしらえが必要で、「ゆでる→皮をむく」という作業をします。
まずその茎を茹でると透き通った美しい若緑色になり、それを水に放ち、皮をむいていく。。。
当時はこの作業に癒されていたのかもしれませんね。
面倒という方が多いかもしれませんが、今でもふきを扱うのはまったく苦ではない私です。
下ごしらえをした後のふきの茎は、炒め物にしたり、味噌漬けにしたり、煮物にしたり、ピクルスにしたり・・・和洋問わず万能選手です。
ふきの下処理(茹で方)
- できるだけ直径の大きな鍋を用意してたっぷりの湯を沸かし始める。
- その間にふきは葉を落として、茎と葉に分けてそれぞれ流水でよく洗う。
- 茎の部分は、ゆでる鍋の幅に合わせて切り板摺りをする。※板摺り・・・まな板の上にふきを置き、その上に粗塩を適量(少々ではなく多め)ふって上から押すように前後に数回ころがす
- 沸騰したら茎を塩付きのまま入れて3~5分くらいゆでる(鮮度や太さで違う)。※指で触ったときやわらかさを感じるくらいがいい。潰れのは茹ですぎ。
- 茹で上がったら冷水に取り、粗熱が取れから太い方の端から皮をむく。
- タッパーに入れて水を浸した状態で冷蔵保存する。
ふきの味噌漬けの作り方は→こちら