焼きたてのフラワートルティーヤ。
時々「なぜ?」と思うくらい膨らむときがあります。
メキシコ料理に欠かせないトルティーヤ。
トルティーヤにはコーンを原料とするコーントルティーヤと小麦粉を原料とするフラワートルティーヤとがあり、こちらは後者の方。トルティーヤといえば、日本ではざっくりタコスをイメージしますが、実際はどういう風にして食べるかで、タコス、ブリトー、ナチョス…色々な名前になりややこしいのですよね…。
一般的に、タコスにはコーントルティーヤが使われるのだそうですが、我が家では簡単にフライパンで焼いて作れるフラワートルティーヤが定番となっています。これはあえてタコスにしなくても普通のパンのようにして食べても素朴で飽きることがありません。オーブンを使わなくても焼けるパンをひとつ覚えておくと便利だと思います。
そうそう、メキシコ料理で思い出すのが小学校時代の学校給食です。
私が通っていた小学校には1年に1度(だったか?)メキシコ料理のメニューの日があって、それを誰一人喜ばないというか、その逆でみんながおそれていました。つまり、それくらいみんなの苦手な味を集結したようなメキシコ料理だったのです。今ではタコスなんて好物ですが、メキシコ料理に対する最初のイメージは最悪なものでした。なので、今でもメキシコ料理を食べると、あの頃の給食を思い出すことも度々あります。母校では今もあのメニューが受け継がれているのか?それともマイルドに進化しているのか?この記憶を共有できる人があればおいしいタコスで乾杯したいです。