サクラ材のサクラモチーフの組子サクラ鍋敷き。
鍋敷きですが、鍋敷きにしたことありません。
2019年第1回桜の開花・満開予想が発表されたとのこと。
このまま積雪もなく春がやって来る?
なんてことはないでしょうけど、
サクラの便りが少しずつ近づいていると思うだけで気分が軽やかになります。
さて、この組子サクラ鍋敷きは新潟県上越市にある建具店の作品です。
伝統工芸の組子の技術はというと、障子や欄間。
ですが、こんな身近なアイテムでたのしむこができるなんて。
パッと見たときは雪の結晶のデザインかと思ったり北欧風に見えたり。
でもよくよく見るとサクラの花がモチーフ。
そう、上越高田といえば日本三大夜桜のひとつ、桜の名所、花の城下町。
材質もまたサクラで、サクラ材らしい赤みと凜とした雰囲気があります。
自宅のキッチンは白い材質に囲まれています。
なのでうっかりすると無機質な空間になってしまうのですが、
無垢の木のものを飾るように置くと、ふっと雰囲気がやわらかくなります。
木の色香は主張しすぎず、程よいアクセントになってくれるのが好きです。
今はこの組子サクラと春の訪れを待っています。