名古屋の老舗御菓子所、両口屋是清の銘菓詰合。
近くで買えたら…と思う名古屋の味のひとつです。
父親の仕事の関係で、あちこちで育った私には各地に懐かしい味があって、年を経るほどその懐かしさが増していくものがいくつもあります。
こちらの両口屋是清の御菓子もそのひとつ。
名古屋に居た頃は気付かなかった魅力が離れてみてわかるようになりました。
数ある御菓子の中で一番好きなのは、やっぱり銘菓詰合です。
銘菓詰合には「志なの路」、「旅まくら」、「よも山」の三種あって、どれも同じように中に小豆餡が入っていて一見大差のないように見えますが、実はそれぞれに違いがあって、そんなそっとある個性も好きです。
わたしが一番すきなのは「旅まくら」。
ほんの僅かな黒ごまが、不思議なくらい大きくアクセントになっています。
大きすぎない小さめのサイズで、お茶だけでなく珈琲にも合う銘菓詰合。
両親も大好きなので東京出張の際には必ず大丸に寄って購入して帰るのですが、その時は千なりと二人静も買うことが多いです。