スーパーの冷蔵コーナーに並んでいた「マフラー」と書かれた商品。
このパッケージのフォント、かなりの存在感を放っていました。
このマフラー、パッケージの左上に「堀川」と書かれていますから、
新潟県民ならば何となく練り製品ではないか?と察しがつくとおもいます。
このパッケージの上部の方に黒い文字で、
“マフラーとは北海道 道北地方でのさつま揚げの名称です。”
と、明記されてあるので、さつま揚げの一種だということがわかります。
さらにはその下部分に白い文字で、
“長方形の形が「首に巻くマフラーに似ていることから」という一節があります。”
と、丁寧にネーミングの所以まで説明書きまでされていました。
堀川は言わずと知れた新潟の老舗かまぼこ・練り製品メーカーのひとつ。
新潟県内のスーパーの練り製品の棚には堀川製品が豊富に並んでいますが、
このマフラーについてはかつて一度も見かけたことがありませんでした。
新潟ではさつま揚げのことを「あずまあげ」とは呼ぶことはあれ(こちら)
「マフラー」とは呼んだりしないですから当然といえば当然のこと。
よく調べてみたら、やはりマフラーは北海道限定の商品だったのですね。
自分の土地の定番のメーカーが他地域の定番商品を作っているという事実。
なんだか不思議な感覚があって、そう思って食べたせいか、
新潟で販売されているさつま揚げとはちょっと甘みとか違って感じました。
ぜひ見かけたら食べてみて感想を聞かせてください。