とにかく東京まで急いでいて、滑り込んできた上越新幹線に飛び乗ったら何か違う。
車内に入ると、片側の壁は田園風景が広がり、反対側の壁は一面鏡面ステンレス。
座席は窓面側だけに沿ってゆったりとソファが配置・・・。
違和感を感じながらも飛び乗れてホッとしたのと心地よさにうとうと。。。
これがGENBI SHINKANSEN(現美新幹線)で、越後湯沢駅止まりだと気づいたのは、
浦佐駅(越後湯沢駅の一駅前)に到着のアナウンスが流れる頃でした。
いっそ越後湯沢駅まで乗って行ってもよかったのですが、浦佐駅で下車することに。
というわけで、ビューンと東京駅のはずが、なぜかリゾート気分で浦佐駅。
広く高く大きなホームに抜ける風。
ベンチに座って、持ってきていた「流される美学」という本のタイトルを見たら、
逸る気持ちが一瞬にしてどこかへ飛んでいきました。