新潟生活

   

【うち豆】新潟のうち豆と作り方

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新潟に暮らしてみて思ったのは、大豆率が高いということ。豆腐、油揚げ、がんもなどの加工品の充実ぶりはもちろんのこと、豆大福の豆もえんどう豆ではなく大豆だし、大豆入りの米菓がとても多くあります。新潟県民が豆と言ったら、それはどんな豆でもなく、ほぼ大豆。大豆好きにはもってこいの新潟生活です。

 そんな大豆好きの新潟を代表する大豆加工品といえば、うち豆ではないでしょうか。うち豆は、大豆を木槌などで打ち潰して乾燥させた乾物です。地元では郷土料理の煮菜や切り昆布の煮物、味噌汁にいれることが多いでしょうか。うちではヒジキの煮物、ドライカレーやスープにも入れたり日々活用しています。

普通の乾燥大豆は、使う前に水に戻してやわらかくする必要がありますが、うち豆は乾燥した状態のままさっと水洗いしただけですぐ使えます。ほんの10分ほどで火が通るので、味噌汁の具にもとても便利な乾物です。

最近では全国いつでもどこでも買えるようになったうち豆ですが、かつては新潟や一部でしか見られない地域食材でした。小さな頃、寒い頃に祖母のうちに行くと、ストーブの前で木槌を持って誰かが乾燥の大豆を一粒ずつ潰していた記憶がかすかに残っています。今でも叔父たちは木槌で自家製うち豆を作っていて、時々いただくのですが、それはうち豆の状態でも料理になってからも手作りだということがはっきりわかります。市販品ではなく自家製のうち豆を食べてみたいという方は、どうぞお試しください。

  1. 乾燥大豆に熱湯をかけ、大豆の様子を見ながら10~20分ほど蒸らす。湯温、豆の乾燥具合によって時間は異なりますが、蒸らしすぎには注意!
  2. かたい台に蒸らした豆を一粒置き、木槌などで打って潰す。この時点で豆が粉々に割れるようならもう少し蒸らします。
  3. ざるに広げて十分乾燥させてから瓶などに入れて保存する。